エスカレーターにご注意

今日は今年初のフルートのレッスンに行きました。実は出かけるとき、とても吹雪いていて屋根の上は薄っすら積もっていたぐらいでした。先生の家までは父が送ってくれたのでいいのですが、今日は積もったら嫌だなあと思っていました。しかしレッスンが終わる頃には雪もただの雨になりめでたしめでたし。実は家に帰るまで一度も傘は使いませんでした。昨日もそうだったのに・・・・ああ傘は邪魔だわ。
今日はフルートの後に久しぶりに相方と外に出かけました。先日うちの父が一人で見に行った映画「武士の一分」が見てみたかったので。今日は京都駅の伊勢丹で北海道物産展もやっているのでそこに出展している「スナッフルス」のチーズオムレットも買いたかったのでまずは伊勢丹に行き、商品をGET。実は一昨日会社の帰りに行ったのですが、売り切れだったので今日は買えて良かったです。

その後、京都駅から地下鉄に乗って映画館に向かったのですが、その電車待ちをしているときの出来事。そこには上りのエスカレーターがあるのですが、お婆さんとお姉さんがエスカレーターに乗ったときにお婆さんがバランスを崩し後ろ向きに転倒。お姉さんはその転んだお婆さんを助けようとしたのですが、そのお姉さんまでが転んでエスカレーターの乗り口のところで上にも行けず大変なことになってしまいました。それを見ていた相方がいきなり走ってレスキューに行き、お婆さんとお姉さんをなんとか支えてエスカレーターの上まで行き、二人まとめて抱えて立たせたようでした。
私は何が起こったかわからず、下からそこにいたおばさんと今のどうなったんですか?みたいな感じで見上げていたのですが、帰ってきた彼いわく「お婆さんはちゃんと起こしたら案外普通だったんだけど、とにかくお姉さんが腰を抜かしてしまって先に上に行っていた連れの友達に「怖かった〜この人が助けてくれはってん」と半泣きだった」ということでした。

私もバランスを崩してエスカレーターの下りは特に怖くて今日も乗り損ねて一度戻ったぐらいです。上りでも乗った後に後ろに転びそうになって相方に何度も引っ張りあげられたことがあるぐらい。エスカレーターって荷物をたくさん持っていると結構怖いです。相方は今日は二人同時に助けたのでそのお姉さんに介護職の人に思われたらしいですが、私で慣れているせいなのかいつもとっさのときに冷静なのでびっくりします。そういう私はなぜか彼が見ていないときに限って良く転ぶので自分でもどうかと思いますが・・・・

ちなみに映画の方は、人情ものでどちらかというと主人公の心の動きみたいなのが重要なので迫力とかを期待するのとは違いました。でも決してつまらない映画ではないし、まあまあかなあという感じです。うちの父と彼はふたりそろって「キムタクの立居振る舞いが素人ではない。壇れいがとても素敵な女性の役で上手。嫁にするならあんなのがいい」と言っておりました。ちなみにうちの父は原作を読んでいたらしいのですが(映画館に行って気がついた)武士の一分ってのは小説のタイトルとは違い、セリフのひとつなのにそれに着目している山田洋次はすごいなあといっていました。人情ものが好きな方にはおすすめの映画です。