良いんだか悪いんだかの発表会

またまた一週間ぶりでしたね(^_^;)今日はフルートの発表会の本番でした。今回はなんと前から4人目の早い出番だったので気分的にはとても楽でした。前回は2部の中盤ぐらいに出番があって待ちすぎてガチガチに上がってしまったのです(>_<)
実は今回の私のポイントは出だしでした。私がいきなり装飾音から入るので、ピアノの伴奏とタイミングがあわせづらく、最後には先生に「最初は前でなくピアノの方を向いて吹くように」と注意されていました。そこで私はピアノの方に向き、曲が始まったら前を向けばいいと考えていました。

そして本番、最初の出だしの音はちゃんと出てホッとしたので身体を前に向けてびっくり!なんと私の吹き始めの位置が譜面台と離れた場所だったため前に向いても譜面がありませんでした。譜面まで行くには吹きながら3歩左にずれるしかなかったのです(-_-;)突然のハプニングに最初の4小節はまともに吹けなくて、最初からやり直したい気分でしたが、始まってしまったものはなんとか取り戻すしかありません。なんとか吹きながら譜面までたどりつきました。

そしてたどり着いた後は逆に安心してしまって、いつもなら緊張して音が震えたりするのですが全くそんなことはなくとても楽に吹けました。結局終わってみたらその最初のハプニングを除いてとても満足のできる出来だったと思います。あのハプニングさえなければ完璧だったのですが、逆に譜面がまともに目の前にあっても緊張して吹けなかったかもしれないし、真相はよくわかりません。聞いているお客さんにはどのように聞こえたかが気になりますが、まあよかったことにします。
発表会の後半の人はやはりとても上手だし、私は年数はやっているくせにこれは何なのだろうと他の人と比べて自分の上達の遅さにちょっと落ち込んだりもしました。もう最初から考えるともうすぐピアノを弾いていた年数を超えるかもしれません。こんなんでいいのかと思うのですが、先生いわく、毎日何時間も練習できるわけないし、仕事しながら趣味でして、先生の目からしてちゃんと上達しているらしいので自分で納得するしかないですね。確かに今日も先生いわく、その最初のハプニングを除くと音もちゃんと良く出ていたらしくよかったらしいです。たぶん私自身も自分の要求水準が上がってきたから余計なのかもしれません。

そんな気持ちで今日帰ってきたらずいぶん前に私の幼馴染のお兄さんに私が作曲した曲のアレンジを頼んでいたのが出来たとメールが来ていました。久しぶりに自分の作った曲を聞いてちょっと新鮮な気持ちになりました。そのアレンジもとても素敵でとても楽しく嬉しくなりました。楽器の技術はあまりないけれど、私は気分が向いたら作曲までしていたことを思い出して本当に音楽が好きなんだなあと実感しました。

このままこんな風にのらりくらりと趣味で音楽を続いていていいのかなあと発表会が終わってちょっと悩みましたが、結局好きには変えられないんだろうなあというのが結論です。たぶんどんな形であれ音楽に関わることが私にとって心のリラックスなのかもしれませんね。これからもめげずにがんばります。