初舞台

前回の日記で話したとおり、今日は先日入団したフルート楽団の本番でした。私は入団して初舞台。
心配されていた台風ですが、ご存知の通り、どんどん東にそれて京都は全く影響がなかったので演奏会は予定通りありました。しかし出かけるとき雨は降っており、かなり嫌だったのですが父が駅まで送ってくれました。現地の駅についてからはほとんど雨が降っておらず傘をささずに歩いていけました。本番が始まるころはすっかり雨も止んで本当に良かったです。お客さんもちゃんと来て下さいました。

今回の演奏会、その教会に併設の児童館の1周年記念のお祝いで出演しました。プロの朗読の方が「狼と七匹のコヤギ」のお話を朗読するのですが、私たちがそのお話の中で場面場面でイメージに合った曲を演奏するのです。それはそれぞれ小編成で個人が演奏するのは1曲だけでしたが。それで2部が私たち楽団単独の演奏でした。

ちなみに今回の本番、個人的な感想としては不満かなあ。楽団としてはいい演奏会だったと思うしよかったんだけど、個人的に今日の調子がイマイチで自分の個人的演奏の出来がイマイチなのです。今まで10年も個人でやってて団体で吹くのは久しぶり。今日はただですら雨でなれない靴を履いていて足が痛い。その状態で演奏しても実はかなりリハが終わった段階でばててまして・・・演奏に集中できなかったというか細かい演奏まで注意が向けられなかったのです。

合奏で先生が口をすっぱくして言った大きなところは気をつけられても、他のここはこういう風に吹いたらなおいいみたいなところが全然できなくてちょっとショック。指揮者の先生が「合奏は本当に全員がぴったり同じ気持ちにならないといい演奏はできない。20人がやっててもひとりがずれていたらだめになる」といったことが自分ではできなかったと感じるのです。実際は私以外の人もできていない人はいるかもしれないけど、私の中で練習のときは気持ちが入っていたのに本番でばててできないっていうのはかなり不満でして・・・

今回いろんな意味で良い経験をした気がします。高校のときは本当に吹けなくていつもパート練習のたびに嫌な思いをし肩身が狭かった。でも当時、本番は逆にそのパートの目みたいなのを気にしなくてとにかく楽しく吹こうと思っていた。当時はそこまで演奏技術欲求なんて全くなかったから。でも今はやっとやればできると思えるまで吹けるようになったからできないのに不満なのです。

まあ今日はとにかく初舞台。次舞台に立つときの課題が見えたということでよかった。実は明日もフルート個人レッスン。明日は11月の発表会前ラスト2なのです。個人と集団、本当に違うわ〜