有意義な一日

kurotam2004-07-10

今日は私の行きつけの病院「聖ヨゼフ整肢園」の七夕コンサートがあり、私は主治医の先生とフルートのデュエットをした。ここの病院では毎年七夕とクリスマスにコンサートがあるのだけど、それは病院の職員さんで楽器ができる人と、あと病院に存在する合唱クラブの発表の場になっていてあくまでも職員さんが患者さんと一緒に音楽を楽しむ会。
そこに今回私は患者なのに出演することになった。

というのも私の主治医の先生がフルートをやっているということは知っていたんだけど、先生は私がフルートを吹けるということはあんまり知らなかった。しかしたまたま先生に用事でフルートのレッスンの帰りに病院に行ったことがあり、そのときに練習している教本が一緒だというので盛り上がり、今回私が出演することになったのだ。

最近フルート愛好者が多いせいか、今回の会でも私含めて4人もフルート吹きがいた。あとはギターの弾き語りとピアノとヴァイオリンと合唱団。同じ楽器を4本も並べられると技量がわかってしまうのでちょっと嫌だったのだが、私はソロではなくデュエットなので気楽だった。私の主治医の先生は私と同じぐらいの年数フルートを習っているのだけれど、ほっておいたら曲の中でテンポがころころ変わって合わせるのが大変。いつも私自身も一人で練習していると先生に「くろちゃんは吹けるところと吹けないところのテンポが違う。メトロノーム使って練習しなさい」って怒られるのに、今日はこうして人の演奏に文句つけるのだから自分勝手なやつだ。

結局本番まで3回ぐらいしか練習していなかったんだけど、お互いの努力の甲斐あり結構上手くいったと思う。今回、私が27年もお世話になっている病院での私の晴れ舞台?とあって私の知り合いが結構来てくれた。なにせ「あんな小さかったともちゃんが立派になって・・・」モードの人がそこそこいるので恥ずかしい。私の超大失敗の発表会もいつも聞きに来てくれている親友Aももちろん来てくれた。彼女とはこの病院での仲間だし。彼女にしてみれば自分の親友と主治医が一緒にデュエットするのだからかなり滑稽だったに違いない!彼女曰く「先生も演奏安定してきたし、くろちゃんがかなり先生に合わしていたのがよくわかった。バッチリだったよ」という反応でよかった。

今回は初めてデュエットで人前で吹いて人のふり見て我がふり直せではないけれど、かなり勉強になった。あと私はソロで吹いていないのでピアノ伴奏はついていないのだけど、今回の伴奏者はあんまり上手くなかったと思った。私の主治医の先生はソロでも吹いてとても良い雰囲気で吹いているのにピアノの人と上手くマッチしていなかった。別にピアノの人が間違えたとかではないのだけど、音楽って伴奏も含めて2人の呼吸とイメージが合ってないと上手くは聞こえないというのを改めて実感した。

そういう意味では私の今までの伴奏してくれた人はみんなピアノの先生とか伴奏の上手な人ばかりだったなあと改めて思った。今回いろんな意味でとても勉強になった七夕コンサートだった。あと次に病院にリハビリに行ったときのみんなの反応がちょっと怖いです。何言われるだろうか・・・・ これを機会にまたお呼びがかかると良いなあ

今日は両親が留守なので七夕コンサート終わった後に、見に来てくれた友達たちと映画を見に行った。その映画は「海猿」ダイビングを始めた私はこの映画がとても見たかった。今日来ていた友達たちに「海猿見たい!」と言ったら「実は私らも見たいねん」と行ったので行くことになった。そして感想はというと「行ってよかった!!!」です。あの映画見たらまたダイビング行きたいモードになってしまった(笑)私も今度は海に連れて行ってもらえると思うので来月はまたお金がかなりかかるけど行こうかなあと思う。でも来月沖縄実習なら行けないんだよなあ・・・・・

映画を見た後、晩ご飯食べてまたひたすらしゃべって帰るのがすっかり遅くなってけど、本当に今日は楽しかったです。実は私明日も楽器持って今度は老人ホームに参上予定。フルートが商売道具化しているかも・・・でも本当にそうなったら嬉しいなあ。明日の話はまた書きます!